台場は砲台設置の為に作られた、軍事要塞だった。
お台場はフジテレビと自由の女神、遊ぶ場所。そんなイメージではありませんか?
それもそうなのですが、ちょっと足を伸ばしてお台場の史跡を探索するのも楽しいですよ!
台場には砲台があったのをご存じでしょうか?
台場はペリーの来航後に危機感を覚えた徳川幕府が、江戸湾の守りを固めるために築造した砲台です。計画では11基築造しようとしていましたが、完成したのは6基。現在残っているのは第三台場と第六台場。第三台場は台場公園として開放されています。第六台場は立ち入り禁止になっています。
では進んでみましょう。
お台場で遊ぶエリアから少し離れているのですが、レインボーブリッジ方面に進むと木の茂ったエリアが見えてきます。
奥に進むと小高い丘が見えてきました。
第三台場
低地部は見た目より、足元がぬかるんでいて、かなり足場が悪いです。火薬庫の跡、居住地の建物の基礎の陣屋跡、かまど跡がみれます。
さて、砲台を見に行きましょう。この砲台は昭和8年に復元されたものです。
品川台場の築造工事は1853年8月に着手され、1854年7月に第一、第二、第三台場が竣工。
同年の12月に第五、第六、御殿山下台場が竣工。この時代に、このスピード感!
江戸時代の国を守る気概のようなものを感じます。諸説あるようですが、総築造経費は現代の貨幣価値で700億円!かかったようです。
レインボーブリッジを渡ってみた!
ところで、レインボーブリッジに遊歩道があるのを知っていますか?台場公園を出てすぐ左手にある階段が遊歩道です。よし、歩いてみましょう。ちなみにこの時点では、どこに繋がっているか、何分かかるか知りませんでした。
ゲートの警備員さんに会釈して、いざレインボーブリッジへGO!この日はかなりの強風です!
写真を撮りながら進むと先ほど見学した、第三台場が近づいてきました。
ちなみに、もの凄い強風で、ゆっくりしか進めません。
記念碑も波止場もしっかり観察できます。写真を撮るために止まっているのですが、揺れるし、高いし、風も強くて手が震えます。高所恐怖症の人は遠慮した方がよさそうです。
進んでいると、立ち入り禁止の第六台場が見えてきました。野鳥の天国と化しているようです。
展望エリアもありますが、風が強すぎて立ち止まるのも大変です。
突然、エレベーターホールに出ました。遊歩道の終点です。着いた先は芝浦でした。
ちなみに、かかった時間は40分でした。本来なら20~30分位で渡れるそうです。
私の場合、立ち止まって写真を撮っていたのと、物凄い強風だったので余分にかかってしまったのかも。それにしても、めちゃくちゃ怖かったです。写真を撮るのに手が震えるなんて、初めてでした。
レインボーブリッジまとめ。
東京都港区の芝浦と台場を結ぶ吊り橋。吊り橋ですよ、そりゃー揺れますよね。
自転車は車輪に台車を付けて、手押しで通行できます。
- 1993年施工。
- 全長798m
- 幅49m
- 塔高126m
- 橋げた52m(海面から)
遊歩道からは第三、第六台場を上から見ることができます。
私は新しく購入したiPhoneのカメラ機能を試す目的もあったのですが、拡大してもハッキリ見ることができました!高所恐怖症以外のかたはぜひ行ってみてください!
ちなみにジョギングする人、スーツを着たお兄さん、親子連れなどが通行していましたよ。
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